こんにちは! T.Hターミナル駅長、ゆきの晄祐です。いつもご覧いただきありがとうございます。 今日は鉄道コレクション、東京都交通局10-000形3次車入線についてお話します!
12月6日(火)夜、ヤフオクで落札、購入した鉄道コレクション、東京都交通局10-000形3次車が自宅に到着しました。今回は基本セット4両を購入し、導入する両数も基本セットと同じ両数であるため、今後は金属台車、金属製のパンタグラフ、動力ユニット、屋上機器のパーツ等を取り付け、T車に人形を乗せて、都市部を走るジオラマの私鉄線の車両として走らせる予定です。
実車は、1978(昭和53)年に開業した都営新宿線の車両として誕生し、1997(平成9)年まで224両が製造されました(※1)。なお、開業する7年前の1971(昭和46)年には試作車が製造され、新宿線が開業するまで三田線で走行試験を実施していました。車体はステンレス製で、設計最高速度は時速120km(※2)、都営新宿線本八幡~新宿と京王新線新宿~笹塚、京王線笹塚~高尾山口、相模原線調布~橋本、競馬場線東府中~府中競馬正門前を運用していました。
モデルとなった3次車は1986(昭和61)年の船堀~篠崎間の開業に合わせ量産され、全車両が日立製作所製です。
1998(平成10)年の8次車登場に伴って、一部の車両に更新工事が実施されました。主に行先表示が3色ⅬED、車内案内表示器や自動放送装置、ドアチャイムの設置等です。7次車には2004(平成16)年にATⅭ機器を更新した際に、先頭部にスカートが取り付けられました。
しかし、10-300形の導入に伴い2004(平成16)年から廃車が始まり、2018(平成30)年2月11日の8次車のラストランをもって10-000形は運行を終了、引退しました。廃車後、一部の先頭車が京王重機の事業所で保管されているとのことです。
※1:1編成8両×28本
※2:最高運転速度110km
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