北極星特急のV.H.Dブログ

北極星特急車掌の「ゆきの こうすけ」です。乗り物、ホビー、ビールや日本酒等のお酒、競馬、日常の日記等を中心に書いています。是非ご覧ください。

【Nゲージ】鉄道コレクション、京阪1900系冷房改造車、入線

 こんにちは! ゆきの晄祐です。いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 8月6日(日)、ヤフオクで落札、購入した鉄道コレクション京阪1900系冷房改造車5両セットを納入しました。パッケージも車両の状態も良く、今後は都市部の中心を走る私鉄線の車両として走らせる予定です。

 実車は半世紀前に製造された車両のようですが、とても半世紀前に製造された車両とは思えない程です。

 

〇セット内容

 ・車両×5

 ・ステッカー×1

 ・無線アンテナのパーツ×2

↑  パッケージを開いた状態

 

↑  パッケージの表面

 

↑  ステッカーと無線アンテナ

 

実車紹介

 京阪1900系は前述したとおり半世紀ほど前の1956(昭和31)年から1958(昭和33)年、1963(昭和38)年から1964(昭和39)年に製造された車両で、元は2ドアの特急車両でした。何故2つの年代に分かれて製造されているかというと、最初に製造された車両17両は登場時1810系と名乗っていました。しかし、1963(昭和38)年4月16日の淀屋橋開業に伴い特急の増発が行われ、それに合わせて車両の増備が必要となり、1963(昭和38)年から1964(昭和39)年に1900系の車両が新たに28両製造されました。その28両に17両の1810系が編入されたということです。

 列車は登場時から、淀屋橋と三条を結ぶ京阪本線の特急車両として活躍しました。しかし、1971(昭和46)年に登場した3000系電車(1)が登場したことによって特急の運用から退き、1972(昭和47)年からは3ドア改造とロングシート設置の工事を施した上で一般車として活躍しました。また京阪の1,500V昇圧に伴い(2)、1979(昭和54)年からはそれに対応するための大規模な改造工事が実施、1985(昭和60)年には冷房設置と車体補強の更新工事が実施されました。以後、京阪本線をはじめ宇治線交野線でも運転されましたが、台車や制御機器等の老朽化が著しくなり、これらの更新より新型車両を導入した方がコスト的にも抑えられるとのことで(3)、置き換えが始められ、最終的に2008(平成20)年10月18日の中之島線開業前日に引退しました(4)。

 

〇備考

 2003(平成15)年4月、淀屋橋開業40周年を記念として1919Fにオレンジと赤の特急塗装が施されました。列車は2004(平成16)年3月の1年間運転され、定期運用だけでなく各種イベントでも使用されました。

 

1:当時の旧3000系。

 

2:1983(昭和58)年12月4日以前は直流600Vであった。

 

3:置き換えと同時に登場したのが2002(平成14)年4月に運転を開始した10000系電車。

 

4:定期運用として中之島線に乗り入れた実績はないが、開業2か月前に実施された試運転で1919Fと1929Fの2編成が中之島線に乗り入れた実績がある。

 

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