北極星特急のV.H.Dブログ

北極星特急車掌の「ゆきの こうすけ」です。乗り物、ホビー、ビールや日本酒等のお酒、競馬、日常の日記等を中心に書いています。是非ご覧ください。

【鉄道模型】TOⅯIX、国鉄キハ183系0番台入線

 こんにちは!  T.Hターミナル駅長、ゆきの晄祐です。いつもご覧いただきありがとうございます。 今日はTOⅯIX、国鉄キハ183系0番台入線についてお話します。

 

 12月1日(木)、新宿のモデルスイモンにてTOⅯIX、国鉄キハ183系0番台を購入しました。帰宅後、シンボルマークのパーツと「おおとり」のヘッドマークを取り付けました。ジオラマ気動車の私鉄線において、キハ183系3両(※先頭キハ+中間キハ+先頭キハ)を使った特急「おおとり」として走らせる予定です。なお、キロについてはしばらく予備車として扱いますが、近日中に先頭のキハ2両を購入し、キロに動力ユニットを組ませ3両として走らせる予定です。先頭のキハについては標準型、または100番台にするか検討中です。

 

実車については0番台、100番台、900番台を中心にお話します。

 実車は1979(昭和54)年に登場した北海道向けの国鉄気動車特急です。先行に900番台12両が製造されました。1980(昭和55)年から1年半間試用され、その後1981(昭和56)年から1983(昭和58)年まで基本番台とされる初期量産車が89両製造されました。

 1985(昭和60)年3月にダイヤ改正を実施し、それと同時に編成の短縮が行われました。しかし、この時先頭車が不足することになりました。そこで、中間車であるキハ184の5両を先頭車に改造し、5両は貫通型のキハ183系100番台として登場しました。

 

 特急としての運用は、函館~釧路の「おおぞら」から始まり、1981(昭和56)年からは「北海」でも運用を開始、1982(昭和57)年からは「オホーツク」、1983(昭和58)年からは「北斗」と、道内の特急の運用に就きました。1987(昭和62)年にJR北海道が発足し、1990(平成2)年には「とかち」の運用に就きました。また、キサロハ182という2階建て車両を組み込んだ「スーパーとかち」が1991(平成3)年より運用を開始しました。一方、1992(平成4)年、一部の「オホーツク」に14系客車スハネフ14-500を組み運用するパターンが発生しました。このパターンは夜行特急「まりも」でも使用され、札幌~釧路間を走りました。

 2007(平成19)年には5両が、旭川市にある旭山動物園のアクセス輸送として「旭山動物園号」が誕生、外観は動物のイラストが描かれたラッピング、内装は動物の顔が描かれているシートカバーや、チンパンジーやペンギン等のハグハグシートが設置されました。なお、キハ183系旭山動物園号は2018(平成30)年3月をもって運行終了となりました。

 

 老朽化、そして新型車両のキハ261系1000番台の増備に伴い、キハ183系基本番台は引退の時期を迎えることとなりました。まず、2001(平成13)年に試作車の900番台12両が廃車、それから17年後の2018(平成30)年3月には基本番台全車が引退、廃車されました。なお、廃車された一部の車両はミャンマータイ王国に譲渡され、このうちタイ王国では今後、国内の観光列車として使用されるとのことです。

 

 今日は以上です。ありがとうございました!  次回もよろしくお願いします!